アンティーク&ヴィンテージファン必見、マドリードの蚤の市El Rastro

食べ物の屋台が並んでいたり大道芸が見られたりと、海外のストリートマーケットは見所満載。中でも私が好きなのはアンティーク&ヴィンテージものが集まる蚤の市なのですが、マドリードでも早速素敵なサンデーマーケットに出会いました。

今回はアンティーク&ヴィンテージファン必見、マドリード最大のサンデーマーケット「El Rastro」についてご紹介しますので、旅行やワーホリでマドリードに滞在する方はぜひ足を運んでみて下さい。

 

日用品から洋服、家具、雑貨、様々なモノで溢れる「El Rastro(ラストロ)」

週末になると至る所でマーケットが開催されるマドリード。中でも、今回ご紹介する「El Rastro」は最大規模の大きさを誇るストリートマーケットとして知られています。(開催日時は日曜日・祝日の9:00~15:00頃まで。)

あるストリートには日用品やお土産品、はたまたあるストリートにはアンティーク&ヴィンテージの家具や雑貨…といったように通りやエリアごとに並ぶアイテムや雰囲気も異なり、なんだかちょっとした冒険気分に。

どこから見始めてもOKなのですが、私のスタート地点はLa Latina駅。

駅をを降りてすぐ、Calle de las MaldonadasストリートからPlaza de Cascorroストリート方向へ。Plaza de Cascorroに並ぶのはお土産品や日用品を扱うストール。他にも、ハンドメイドの雑貨やファッションアイテム、キッチンツールなどなど。

私はアンティーク&ヴィンテージの家具や雑貨が好きなので、Plaza de Cascorroを下りながら途中でCalle de las Amazonasストリートへ入り、広場(Plaza Del Gral. Vara De Rey)を目指すコースが定番になっています。

この辺りは四方八方に骨董屋さんやアンティークショップが立ち並び、マーケットの開催日だけそれぞれのお店の前にも商品が陳列されます。

自分の知らない歴史を生きてきたものたち。誰が使っていたのだろう、どんなストーリーがあってこの場所に辿り着いたのだろう、そんな想いを巡らせながらじっくと眺める時間が楽しい。

 

奥のチェア、ユニークで可愛いな~。

プレート類はあまり外に置かれていないので、気になるお店は中までおじゃましたり。

他の誰かにとってはガラクタのように映っても、自分にとっては宝物。また、その逆も。

スペインの歴史からか、どこか男性的な雰囲気が色濃くでているような。

レトロな古本屋さんに寄り道

外観のディスプレイが可愛い古本屋さん。

中を覗いてみると、こじんまりとしたスペースに本の山。ヴィンテージアートプリントや雑誌の切り抜きも置いてあり、私もヤマネコのアートプリントをゲット。

こんな感じで現在は自宅の壁に飾っています。

有名なトースト店で休憩タイム

マーケットエリア内には、地元の人たちに愛される有名なトースト専門店「El Capricho Extremeno」が並んでいます。

こじんまりとした店内にはいろんな種類のトッピングが乗ったトーストが並んでいて、アレもいいな~コレも美味しそうなんて悩んでいるといつのまにか自分のオーダーの順番に。

結局この日選んだのは、スモークサーモンとアスパラが乗ったものなのですが、しっとり肉厚のサーモンとガーリックの風味が最高。彼が選んだ魚のオイル漬け風のもの(すり身)をトッピングしたものも美味しかったな~。マーケットを訪れる際は朝食やランチにぜひ!

マーケット周辺にはローカルな市場「Mercado de la Cebada」が

また、マーケットの最寄り駅La Latineから徒歩1~2分の場所には、スペインの伝統的なスタイルの市場「Mercado de la Cebada」があります。

新鮮な野菜や果物、お肉が並んでいる他、サクッと飲めるバーやお土産にぴったりな缶詰類を取り扱うショップも入っているので、こちらにもついでに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。



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