雨も悪くないかも、と思わせてくれるモノ【ふたりの#KIBUN vol.2】

“サステナブルなライフスタイル”をテーマにしたウェブメディア「CLAIrmag」と、当ブログ「oh,nocia」。それぞれの運営者alisa・nociaが毎回一つのテーマをもとに、その時の気分に合わせたモノ・コトを紹介する共同連載シリーズ【ふたりの#KIBUN】がスタート!

今回(vol.2)のテーマは:雨も悪くないかも、と思わせてくれるモノ。

日本の6月といえば梅雨の時期。ジメジメした天気に影響されて気分もどんよりしがちなこの季節にまつわるテーマについて2人で語ります。

alisa「CLIPPERとtecoの紅茶」

今年は折り畳み傘を新調したので梅雨が楽しみ!なんて思っていましたが、いざ始まると、たったワンマイル先のコーヒーショップに行くのさえ億劫になっている自分がいます。そんな元々インドア派の私がいつにも増して引きこもりがちなこの時期、香りで私を外の世界へと連れ出してくれるのがこちらのハーブティーたちです。(普段は完全にコーヒー派の私ですが、梅雨の時期ばかりはすっきりしたいのかお茶を好む傾向にあります。)

まずこの軽快なネーミングと”レモンジンジャー&ブラックペッパー”というフレイバーに惹かれ愛飲しているのが、イギリスCLIPPER®︎のオーガニックハーブティー『HAPPY MONDAYS』。(右)

レモングラス、オレンジの葉、レモンの皮などの柑橘にブラックペッパーやクローブなどのスパイスが効いていて、飲むとすっきり気分が晴れます。名前のとおり「憂鬱な月曜日もそう悪くないか」と思わせてくれるこのハーブティーは、特に気圧のせいで気分が上がらない時に、心を外向きにしてくれます。人工的なものは一切含まず、ティーバッグも無漂白、外箱もリサイクル・生分解可能というティー以外の部分のこだわりも好き。

そして左のキューブがアイスランドのティーブランドtecoの『BIRKI』。

アイスランドに自生するバーチツリーの葉とグリーンティーをブレンドしたお茶で、こちらはどちらかというとアクセントが効いた緑茶のようなライトな味です。箱の説明書きによると、バーチツリーはアイスランドに唯一自生する木で、アイスランドの人々は何世紀にも渡って春にバーチツリーのバージンリーブを摘んできたのだとか。

私はまだアイスランドに行ったことはないのですが、家でお土産にもらったこのハーブティーを飲みながら、近いうちに必ず!と未だ見ぬアイスランドの壮大な自然に思いを馳せています。

雨だったり、自粛だったり、仕事だったり、何だかんだで変わらず家にいる時間が長い今日この頃。お茶という小さなきっかけから外の世界を見る時間が意外に楽しかったり。雨の日こそ、香りに限らず持てる感覚をフル動員して、今いる空間よりちょっと外の世界へ飛び出してみようと思います。

nocia「ペイント道具」

雨の日にアート施設や映画館‥etc‥屋内で楽しめるスポットへ足を運ぶアクティブさに欠ける私。「なんだか雨降りそうかも」という時点で外出という選択肢はほぼほぼ消滅し、家にこもって読書や映画、Netflixでマイリストに追加したまま観れていなかったドラマを一気観するのがお決まりパターンと化しています。が、最近はその中に「ペイント」という過ごし方も仲間入りしました。

昨夏、アンダルシア地方を訪れた時のこと。アルメリア在住の友人と親交のあるイギリス人作家さんのセラミックショップを訪れ、ユニークなハンドペイントがされた作品に出会ったのを機に絵を描きたい欲がふつふつと沸いてきたのです。

旅行から帰って早速近所のお店でアクリル絵の具や筆を揃えたのですが、タイミングを逃して(という言い訳)その時に購入したものたちはクローゼットの片隅に放置したまま…。先月中旬まで続いた巣ごもり生活中にその事を夫が話題に挙げ、ようやく存在を思い出したというわけです。

それからというもの、雨の日は読書やエンタメに溺れる傍ら道具を引っ張り出してペイントに没頭するように。技術やセンスは乏しいですが、誰かに見せるために描いてるわけではないので気にする必要なし!とポジティブに捉え、感覚のままに筆を走らせたり、スティルライフを描いたり。そんな中でふと気づいたことが。

雨音をBGMに、空模様とは対照的なカラフルな絵の具を手に取って作業していると「色」の持つエネルギーか、憂鬱なムードに少しばかり太陽の光が差し込むのです。どこからかBBQの香りや人の笑い声、陽気な音楽が流れてくる晴天と同じくらいとまではいかなくとも、「雨も悪くないかも」と思わせてくるような瞬間の訪れ。

その度に、「ちょっぴり雨が好きになるおうち趣味をもっと増やしたいなぁ」なんてぼんやり考えながら、いつの間にかまた作業に熱中しています。

〈Alisa〉フランス ボルドー、カナダ トロントでの生活を経て、多様性・サステナビリティに興味を持ち、日本 ⇄ カナダ でCLAIrmagをディレクションしています。 どんなコンセプトだって表現方法だってOK、ユニークで自由なコンテンポラリーアートの世界観が好き。

過去の連載記事:ふたりの#KIBUN vol.1「私たちの#StayHomeを豊かにしてくれたもの」

 

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