マドリードからクエンカ (Cuenca)へ、滞在2時間半のショートトリップ

以前マドリード郊外の小さな町チンチョンへ向かうはずが、ドライブ途中に急遽予定を変更してバレンシアとの中間地クエンカへ向かう、という出来事がありました。

出発時刻が午後だったことと、夜にサッカーの試合を観る予定があったことで滞在時間はたったの3時間でしたが存分に楽しんで帰ることができたのでその旅の記録を。

 

クエンカ (cuenca)ー目の前に広がる”ポストカードの世界”

マドリードからクエンカまでは車で約1時間40分。観光客が多いこともあって、旧市街のふもとに到着後すんなりと有料駐車場を発見しました。車を降りて屋上までエレベーターで移動すると早速美しい絶景が!

贅沢なことにヨーロッパでの生活が長くなるにつれて建物や景色に感動することが少なくなっていたこの頃。久しぶりに心が大きく揺さぶられる感動を味わいました。

「写真に撮らない方が記憶に残るんだよ」というパートナーの言葉に納得も、やっぱりこの景色を記念に収めたい!とiPhoneを構えるJapanese魂…。(でもいつか、”ノーフォト旅”を実行したら面白いだろうな〜。)

さて、駐車場から出ていよいよ、有名な「宙吊りの家」が見えるサン・パブロ橋のある場所へ。近くにいた観光客らしき人たちについて行くと、無事目的地に辿り着きました。

サン・パブロ橋からの絶景!残念ながら、逆光のためお目当の「宙吊りの家」の写真は上手く撮れなかったのでしっかりと記憶にインプット。携帯をすぐに仕舞った分、確かに普段よりもじっくり鑑賞できたような気がします。

橋を渡って散策へ行く人達も多かったですが、暑さにやられた私達は次の目的地へ。

小道を辿って行くと、レストランやバーが集まる広場に到着。中には入りませんでしたが、立派な教会も。その広場で最後の目的、旅に欠かせない美味しい食事を楽しんで帰ろうと思ったら、なんと…ほとんどのお店が料理のストップオーダー時間。近くにいたレストランのスタッフによると「夜の食事は20:00からだよ〜」とのことだったので、結局食事は諦めてドリンクのみオーダー。

計画な行き当たりばったりの旅って楽しいですが、食べることが大好きな私にとってガッカリの一幕でした。

気を取り直して街を散策途中、ふらりとお土産ショップに寄り道。旅の記念に2枚のポストカードをお買い上げ。お土産ショップを出た後は駐車場へ戻り車で市街地へ。休憩がてら立ち寄ったカフェで一息ついて、マドリードに帰ってきました。

滞在時間2時間半のショートトリップでしたが、個人的に旧市街だけ見て回るには丁度良かったと思います。またいつか週末にでも立ち寄った際は、今度こそ美味しい食事を楽しみたいな~。


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