【デンマークで国際結婚vol.2】手続き・準備の流れ編

デンマークで外国人同士が国際結婚をした話、続きを書こうと思いつつあっという間に時間が経っていました…。

さて、前回はデンマークで外国人同士が結婚する魅力についてお話しましたが、今回は実際に結婚に必要な手続きについて。どんな流れで当日を迎えたのか、私の実体験をもとにお話ししたいと思います。

前回の記事はこちらからどうぞ。

【 デンマークで国際結婚 Vol.1】ラスベガス婚の噂は本当だった!

※2019年現在、手続きの方法などに変更がある可能性もありますのでご注意下さい。

※手続きに関する正確な情報は必ずデンマークの役所にご確認して下さい。
 

デンマークで外国人同士が結婚する際の手続きの流れ

手続きの流れをざっとまとめるとこのような感じになります。

・結婚式を挙げる場所探し

・結婚式を挙げる市町村の役所(デンマーク)に連絡を入れる

・デンマークの役所に提示された必要書類を集める

・デンマークの役所に必要書類の郵送

・結婚式の日時決定 ・交通手段・宿泊施設の確保&指輪・衣装の準備

・結婚式前日、役所にて身分証の提示・最終確認

・結婚式当日

私たちの場合は6月の中旬に具体的な準備をスタートし結婚式を挙げたのは9月と、約3カ月で結婚式当日を含む結婚に必要な全ての手続きを終えました。今思うとかなりサクッと進んだ印象。

海外に住んでいると役所の手続きに時間がかかってしまうことが多く、物事がスムーズに進むことに期待しなくなっていたのですがこれは嬉しいサプライズでした。

では、ここから一つひとつの手続きについて詳しくご説明したいと思います。



結婚式をあげる場所を決める

まず始めるのが「デンマークのどこで結婚式を挙げるか?」という話し合い。

私たちはデンマークの首都コペンハーゲンも素敵だし、島というオプションもアリ…なんて話していたものの、最終的に「静かな田舎町でささやかな結婚式を挙げたい」という意見が一致し、とうもろこし畑がどこまでも広がる小さな、でも幸福感に溢れるそんな町を選びました。

結婚式を挙げる市町村の役所(デンマーク)に連絡を入れる

コペンハーゲンのような都市を希望する場合、オンラインで簡単に資料が見つかるためこのステップは省いてもOKだと思います。

私たちが選んだのは小さな町だったので、対応してくれるか?という不安もあり「日本人とスペイン人のカップルなのですが、この町で国際結婚したいので必要な書類や手続きについて教えて下さい。」という内容のメールを英語で送ることに。

すると当日、または翌日には必要な書類の一覧表や手続きの流れについてすぐに役所の担当者からレスポンスがありました。

デンマークの役所に提示された必要書類を集める

役所が提示する必要書類集めに取り掛かります。

結婚の申請書

デンマークの役所から送られてくる資料の中に申請書のフォームがあるので、こちらを印刷&記入。結婚式を挙げる市町村役場のサイトから直接見つけることもできると思います。

出生証明書

デンマーク語・ドイツ語・英語以外の言語で書かれたものは翻訳が必要。私は日本から取り寄せた戸籍謄本(または抄本どちらでも可)をベルリンの日本大使館へ持って行き、ドイツ語の出生証明書「Geburtsbescheinigung」を発行してもらいました。

一方、スペイン人パートナーはスペインから出生証明書を取り寄せ、ベルリンに住む西独認証翻訳家の方に翻訳を依頼。

独身証明書

現在住んでいる地域の役所にて、ふたりが結婚できる状態(独身)であることを示す証明書を入手します。名前・生年月日・出生地・婚姻状態・住所・国籍が書かれてある必要があるそう。

デンマークの役所からもらった資料に「ドイツに住んでいる人は「Aufenthaltsbescheinigungmit Familienstand」という書類で大丈夫です」と書かれていたので私たちはそれを取りに行きました。デンマーク語・ドイツ語・英語以外の言語で書かれているものは認証翻訳が必要。

パスポートのコピー

顔写真のページと、非EU圏のパスポート保持者である私の場合はドイツの滞在許可証(ビザ)のコピーも送りました。

実は、ベルリンにて私のフリーランスビザ更新手続きを行った直後だったのですが、書類不備で通称「仮ビザ」と呼ばれるテンポラリービザを発行された状態…。このビザで大丈夫か不安で問い合わせてみると「正式な滞在許可証なので大丈夫」とのこと。ほっ。

また、証人が同行する場合はその人たちのパスポートコピーも必要です。

手続き費用の支払い領収書

書類の手続き等にかかる費用を支払います(私たちの時の金額は確かDKK850でした)。金額と支払先は、役所の資料に記載されているはずです。この時の支払い領収書を他の必要書類と一緒に郵送するのでしっかりと取っておきましょう。

その他

過去に離婚経験などがある場合、上記に加えて別の書類が必要になるため要注意。

また、上記の必要書類はドイツ在住のスペイン人・日本人カップルがデンマークで結婚する場合ですので、新郎新婦の国籍や現住所などご自身の状況に合わせて必要書類をご確認下さい。



デンマークの役所に必要書類の郵送

必要書類が揃ったら指定された住所に書類一式を郵送します。事前に「Eメールでの書類の手続きはできません」と伝えられていたので、必ず郵送する必要があるかと思います。原本またはコピー、どちらを送るのか役所の資料で確認しておきましょう。

結婚式の日時決定

書類の郵送・支払が完了すると後日デンマークの役所担当者から結婚式の日時に関する連絡があります(確か1ヶ月もかからなかった記憶が…)。

私たちのもとには「手続きが完了したので、AM10:00以降に電話してください。日程を決めましょう。」というメールが届き、早速電話にて式の日程を決めました。

曜日によって式が可能な時間が決められていたり先約が入っていることがあるため、必ず希望通りになるとは限りません。

交通手段・宿泊施設の確保&指輪・衣装の準備

結婚式の日程が決まれば、交通手段・宿泊施設の確保が必須!私たちは小さな田舎町を選んだのでホテルというホテルが見つからず、エアビーでホリデーハウスをレンタルしましたが、暮らすようにゆったりと滞在できてむしろ大満足の結果に。

指輪はベルリンの小さな工房で手作りしてもらったもの、衣装はスーツ&リラックスしたカジュアルドレスを準備しました。

結婚式前日、役所で登録手続き・最終確認

結婚式前日、登録手続きと最終確認を行うためあらかじめ提示された書類(パスポートや提出書類の原本など)を持って役所へ向かいます。住所はあらかじめ資料に記載されていると思いますが、式場とは異なる場合もあるため注意が必要です。

登録後、係員さんから翌日の式について時間や場所など最終確認がありました。

結婚式当日

晴れて結婚式当日。指定時間に遅れないよう余裕を持って会場入りします。

結婚式は事前に調べていた通りささやかで簡素なものでした。ただ、私たちは盛大な結婚式に憧れが全く感じられないようなふたりなので「自分たちらしいよね」なんて笑ったり。

デンマーク語・英語・ドイツ語の分からない義両親に代わって、役所の見ず知らずの方々が証人になってくれたのも斬新で記憶に残る出来事になりました。

そうそう、式の後に貰う結婚証明書ですが、念のためにと思って追加であと2枚発行してもらいました。アポスティーユ認証については、当日バタバタしていたためベルリンに戻った後に郵送でお願いしましたが、時間のある方は当日済ませておくことをお勧めします。

何はともあれHappy Wedding!

 

次回はデンマークで結婚後に行った日本の役所手続きの話。

ここまで振り返ってみると本当にサクッと結婚式まで進んだなと、我ながら改めて驚きます。

さてさて、結婚式が無事に終わりデンマークで結婚証明書をもらった私たちですが、次のステップは双方の国(私たちはスペイン・日本)での結婚証明手続き。中でも、日本側の手続きについて【デンマークで国際結婚vol.3】でお話できたらと思います。

それでは。



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