#StayHome 「おうち時間」に旅気分を味わう

今月、2年ぶりにバルセロナを訪れる予定が、新型コロナウイルスの影響で白紙になってしまいました。バルセロナは過去に3度訪れているのですが、実は未だにサグラダファミリアの内部に足を踏み入れたことがなく。4度目となる今回こそは!と早々にチケットを予約していたものの、旅行どころか近所の散歩すら出来ないほどの状況に・・・。そんな現在ですが、「おうち時間」に旅気分を味わうことにハマっています。

旅のプランを立てる

というのも、ロックダウン中で原則外出禁止の今、出来ないことを嘆くのは正直疲れる。なので極力「事態が終息したら出来ること」について考えて過ごそうじゃないかと。日程は未定とはいえ、いつかはきっと実現すると思いながら旅のプランを立てることにしたのです。私と夫は、サンセバスチャンと南フランスの田舎町を巡る旅と題し、次回のホリデー計画を練っている真っ最中。これが結構ワクワクさせられるのです。

行きたい場所を探してGoogleマップにピン

ネットで調べたらすぐ見つかるような有名どころから、ローカルなスポットやニッチなお店まで、行きたい場所を見つけたら実際にGoogleマップ上にピンを立ててみることに。例えば、こちらはサンセバスチャンのバル、Bodega donostiarra。

Image: Bodega donostiarra

Image: Bodega donostiarra

Image: Bodega donostiarra

サンセバスチャンは言わずと知れた美食の街。バルやグルメな食材ショップなど、足を運んでみたいところばかり。

南フランス、バイヨンヌにあるレストランLa Table Sebastien Graveにもピンを。

Image: La Table Sebastien Grave

Image: La Table Sebastien Grave

この作業が思いのほか面白くて、サンセバスチャンと南フランス以外にもニューヨークやフィレンツェ、台北と、ついつい世界各地に片っ端からピンを立ててしまう結果に。 「とりあえずキープ」と、あれもこれもピンを立ててしまったせいで、本命の場所が埋もれて見つけづらくなってしまったのはここだけの話。

旅先でのリストを作る

さらに、旅先でしか買えないものや、やりたいこと、食べたいものなどテーマ別にリストを作成してみたりも。例えば、南フランスで購入できる自分用のお土産に、羊のチーズ「オッソー・イラティ」や、Itxassou村の有名なブラックチェリージャム、Saint Jean Pied de Port村のペストリーで作られている手作りショートブレッド、それに定番のフランス産バターなどをリストアップ。

フランス側のバスク地方、Itxassou村はチェリーの産地なのだそう。

Image: Les Délices de la Fermière

昔ながらの製法で作られているというショートブレッド。缶にもロマンを感じます。

Image: Maison Arostéguy

映画やNetflixで旅気分を味わう

また、旅気分を味わうには映画やNetflixも打ってつけ。眺めているだけで作品の舞台に自分も足を運んでいるかのような感覚を味わえます。今を時めくティモシー・シャラメの出演作『君の名前で僕を呼んで』については以前紹介しましたが、同作はクレマの街やガルダ湖といった北イタリアの画も至高。※現在Netflixで観れます!その他にも、永遠のミューズ、ジェーン・バーキンが出演する南フランスが舞台の作品『太陽が知っている(原題:La Piscine)』、ペネロピ・フィッツジェラルドの小説を映画化したイギリスの海辺町が舞台の『マイ・ブックショップ』、ニューヨークなら『A NY Thing』『ファストフード・ファストウーマン』など、景色や異国のストラクチャーに浸れる作品を偏愛する今日この頃です。

こんなご時世だからこそ、みなさんも「おうち時間」に旅気分を味わってみませんか?



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