おうち飲みのオトモ【ふたりの#KIBUN vol.4】

“サステナブルなライフスタイル”をテーマにしたウェブメディア「CLAIrmag」と、当ブログ「oh,nocia」。それぞれの運営者alisa・nociaが毎回一つのテーマをもとに、その時の気分に合わせたモノ・コトを紹介する共同連載シリーズ【ふたりの#KIBUN】がスタート!

今回(vol.4)のテーマは:おうち飲みのオトモ 

外出する機会が減り「おうち飲み」がスタンダードとなりつつある今、おつまみに何選ぶ?2人が挙げたのは、偶然にも同ジャンルのものでした。

alisa「味よし、雰囲気よしの北欧産缶詰・瓶」

一通り楽しんだ後の「帰る時間」がない分、心おきなくリラックスできるのがおうち飲みの良いところ。その安心感が好きでもっぱら家飲み派の私ですが、その分、お店のような特別感がないのが残念で…自分で用意した簡単な料理にいつものお酒だと、いまいちテンションが上がらないんですよね。

そんな時、お手軽なのにいつものテーブルをちょっとだけパーティー風に変えてくれる、私のお気に入りがこちら。

La Cantineの鯖フィレ

まずはLa Cantineの鯖フィレ。

こちらは完全にパケ買いだったのですが、味もパッケージに劣らずで、おうち飲みにほんの少しフレンチな雰囲気を添えてくれています。

缶を開けるとノルウェー産の鯖フィレがオリーブオイルでじっくりと漬け込まれていて、佇まいがどこか上品。ワインやシャンパンによく合います。骨や皮、血合が丁寧に取り除かれているので、スライスオニオンなんかを添えればそのままサッと食べられてお手軽。オリーブやトマトと合わせたり、カレー粉などで少し味付けをすれば色々なバリエーションが楽しめます。

Nordic スモークオイルサーディン

そしてもう一つ、私の家飲みに雰囲気をプラスしてくれているのが、この北欧ラトビア産のスモークオイルサーディン。

こちらは、ひとつあれば食卓がちょっといい感じのバル風になるのでおすすめです。天然木を使ってスモークされたオイルサーディンは自然な香りで食べやすく、シンプルなのでどんなものにも合うんです。お気に入りの食べ方は、バゲットやクラッカーにのせて柑橘や香味野菜をトッピング。軽く酸味のあるソースをかけると美味しいです。ピーナッツバターもコクが出てよく合います。

こんな風にたったひとつの缶詰、瓶で思いのほかレパートリーが広がるのは、おうち飲みならではの面白さ。アイデアを利かせれば、マンネリ化しがちな家飲みもまだまだ楽しめそうです。どちらも気軽に手に入るので、気になる方はぜひ!

nocia「スペインの食文化を缶詰で味わう」

スペインのバルでは、その店一押しのタパスで一杯やったら次の店へと”はしご酒”するのがルール。つまり、グラスの数だけ美味しいおつまみが堪能できるのです。そんなバルの愉しさが遠のいた今、必然的に「おうち飲み」が増えているのですが、そのオトモとして頻繁に登場するのが生ハム・オリーブ・チーズの三種の神器と、缶詰。

以前、ブログの記事でもご紹介しましたが、スペインの人達はシーフード缶詰が本当に大好き。下は1€のお手頃なものから、上は100€超えの高級グルメ缶まで多種多様な商品が販売されています。バルともまた違うスタイルの「ボデガ(Bodega)」と呼ばれる飲み屋では、オーナーが厳選したグルメ缶が定番のおつまみになっているほど。

私もすっかり固定概念を覆され、サンドイッチやサラダ、パスタの具材はもちろん、単体でも一品として成立する万能さに魅了されています。気に入ったものをリピートする一方で、スーパーの棚にずらっと陳列された缶詰の山から新しい顔触れを選んでみることもしばしば。直近のおうち飲みでオトモに選んだのは、老舗メーカー「ORBE」のヤリイカとムール貝。

価格はどちらも2€ほど。大衆的ながら、ブラックを基調としたクラシックなパッケージがなかなか雰囲気ありますよね。それこそ、こちらも外貌に溢れる頼もしさに期待を込めて選んだ”はじめまして”の品だったのですが、まずまずの美味しさでした。

ヤリイカは「チピロネス(chipirones)」と呼ばれ、スペインのガストロノミーに欠かせない食材。シンプルにグリルやフライにする他、バスク地方には有名な墨煮料理が存在します。

一方、ムール貝もスペインで深く親しまれる食材。蒸したり、アヒージョにしたり、殻付きのままクリームコロッケにしたりと、パエリア以外にも楽しみ方色々。

こうしたスペインらしい食材を(このムール貝はニュージーランド産でしたが)手軽にサッと味わえるのが缶詰の魅力なのです。当然、味の当たりはずれはありますが、それこそが醍醐味のようなもの。小皿は使わず缶のままテーブルに出して楊枝で頂けば、気分はすっかりボデガに居るようです。

〈Alisa〉フランス ボルドー、カナダ トロントでの生活を経て、多様性・サステナビリティに興味を持ち、日本 ⇄ カナダ でCLAIrmagをディレクションしています。 どんなコンセプトだって表現方法だってOK、ユニークで自由なコンテンポラリーアートの世界観が好き。

前回の連載記事:この夏どこへ行こう、それぞれの妄想Summer Trip

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