ぐずついた天気が続いた一週間。
今週のチーズ
国内すら気軽に移動できなくなり、海外旅行は夢のまた夢のようになってしまった。なので、気分だけでも味わえるようにと夫が毎週異なる国や地域のチーズを選んで買ってきてくれるようになり、それがささやかな愉しみだったりする。
このところフランス、イタリア、オランダという流れできていて、次はドイツ辺り？と予想していたけれど、今週はここスペインのもの。それも現在住んでいる北部、アストゥリアス産。
Quesos De Pría の「Queso azul de pria tres leches」というチーズだそう。牛、羊、山羊の3種類のミルクの混合タイプで、割合は順に50％、45％、5％。
味の方は、牛のミルクが多めなのでまったり。と思いきや後から酸味、刺激、ほのかなスモーキーさが次々と追いかけてくる。その面白さと美味しさに静かに興奮。個性派なのに、初対面なのに、一瞬で距離を縮められた感…！
一緒に添えたパン・デ・ダティル（ドライデーツとクルミを固めたスペイン伝統のスイーツ）との相性もばっちり。
ごちそうさまでした。
Georgia O’Keeffe
4/20からティッセンでオキーフのエキシビションが始まった。20世紀のアメリカを代表するアーティスト、ジョージア・オキーフ。彼女の名前を聞くだけで高揚する。私の憧れであり、希望。
Image: okeeffemuseum.org
ティッセンの案内によると、今回のエキシビションはオキーフが抽象画の先駆者となった1910年から1920年にかけての作品から、現代アメリカ美術の主要人物の一人として認識されるきっかけとなった花の絵やニューヨークの風景画、ニューメキシコの風景や文化の融合に魅せられて描いた絵まで、オキーフのキャリアを完全に網羅しているとのこと。
Image: Courtesy of the Georgia O’Keeffe Museum
Image: Courtesy of the Georgia O’Keeffe Museum
期間は8月の上旬まで。その後エキシビションはパリとバーゼルに引き継がれるそう。
これは観たい、絶対観たい。8月までにマドリードに帰省できるか？どうだろう？諦めずにTo goリストに追加しておこう。
Earth Day Eve 2021
4/22のアースデイに関連して、音楽とストーリーテリングを集結させたNational Geographicのバーチャルコンサート「Earth Day Eve 2021」のアーカイブ動画を観た。
出演アーティストはAURORA、Maggie Rogers、AngéliqueKidjo、My Morning Jacket、JoséGonzález、Rostam、Valerie June、Willie Nelson、Yo-Yo Ma、ZiggyMarleyなど。
ノルウェーの森で『The Seed』を歌ったAURORAを筆頭に、どのアーティストのパフォーマンスも素晴らしかったけれど、ラストに登場したMaggieは圧巻！
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今観返しても鳥肌。美しい緑の背景はトパンガ・キャニオンだそう。
考えてみたら、いつの時代も私たちは地球から沢山のインスピレーションを与えられているわけで。音楽のフィルターを通して地球のことを考えるのは、実はすごく自然なことなのかも。
そんなことを思いながら過ごした1時間。
Earth Day Eve 2021の動画、よかったら観てみてください。
