スペインでは今月11日から地域別に段階的な規制緩和がスタートし、”時期尚早”とこれまで見送られてきたマドリードとバルセロナも、ようやく来週月25日から外出や経済活動の規制が緩和されます。とはいえ、まだまだ油断できないのが現状。当分はマスク生活が続くのを覚悟しています。
そこで、「もうこの際だから洗って繰り返し使える布マスクにする?」と、夫。使い捨てマスクのストックは少なくなってきたし、マスク必須な生活の終わりも不透明。それなら布マスクを使うのもいいんじゃない?というアイディアに私も同意し、早速ネットで見つけたハンドメイドの布マスクをポチりました。
夫用には本人希望でワンカラーのシンプルなデザインのものを。自分用にも同じようなものを購入する予定が、思いがけず可愛いポップなパターンのものに出会ってしまい衝動的に後者を選択。「Seekprint」というショップが販売するこちらの布マスクです。(写真は商品ページより)
ブルーのギンガムチェックと花のコンビネーションに完全に一目惚れです。
もちろん大事なのは機能性や使い心地ですが、布マスクの魅力はパターンのバリエーションを楽しめること。「どうせならお気に入りのパターンで心身ともに健やかに保ちたい」そんな気持ちに共鳴するかのような、この明るい色使いがマスク生活の気分を上げてくれる予感がします。
ドイツ文化相が「アーティストは今、生命維持に必要不可欠な存在」と断言したように、多くの人がこの時期に”文化”に支えられていることを実感したと思います。私自身もまさにそうで、アーティストの方を少しでもサポートしたいと考えていた矢先にSeekprintの素敵な布マスクに出会えたことを嬉しく思いながら写真のマスクが自宅に届くのを心待ちにしています。
Photo credit: Seekprint